AGNI Burning Efficiency - 3次燃焼による高効率燃焼
間伐材などの針葉樹は、高温燃焼になり早く燃え尽きやすいという欠点がありました。
AGNIの独自燃焼システムは、“AGNI Bell Cast-内箱肉厚一体成形”による堅牢性と気密性を高めた構造によって、空気の流れを制御し3度の燃焼によって燃焼効率を最大化させます。
これにより、空気量を絞っても機能する針葉樹燃焼にも対応し、長時間高効率燃焼とクリーンな排気を保ち続けます。
3次燃焼の仕組み
1次燃焼(着火時)
本体の前面部にある空気吸入口から室内の新鮮な空気が送り込まれて、燃焼を促進させます。
2次燃焼(クリーンバーン燃焼)
本体の背面部にある空気吸入口から室内の空気を取り入れます。取り入れた空気は、燃焼室の上部にあるバッフル板で熱せられ、ガラス窓へ勢いよく噴射して大窓の塵や曇りを防ぎながら薪に到達します。
燃焼室内の未燃焼ガスは、この高温の空気と混ざり合うことで2次燃焼(クリーンバーン燃焼)されます。
3次燃焼(触媒燃焼)
AGNIでは、さらに未燃焼ガスを完全燃焼させるために、ヒートシールドによって清流された空気が触媒を通過することで3次燃焼(触媒燃焼)させます。空気量を絞っても触媒が機能するために針葉樹燃焼にも対応し、無駄なく長時間燃焼させることでクリーンな排気を実現しています。また、触媒の真上にあるグリドルを兼ねる蓄熱板で熱を蓄熱することでストーブ本体の温度を保ちます。
AGNIの最長燃焼時間(AGNI-Cの場合)
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AGNI薪ストーブ(AGNI - C)には広葉樹で約18Kg、針葉樹で約12Kgの薪が入ります。高効率燃焼時には1時間に1.5~2Kgの燃焼になり、18Kgで計算しますと9~12時間の燃焼時間になります。
これらのデータは当社での燃焼結果(AGNI-Cで計測)を基に公表しています。
薪の乾燥・太さ、煙突の長さ・ドラフトなど薪ストーブ本体以外の要素により、燃焼結果が変わる場合があります。